【迷路の外には何がある?】人生の悩み、迷いを解決するための必読書
こんにちは。ミシマンです。
今回はスペンサー・ジョンソン著「迷路の外には何がある?」をご紹介します。
本書は「チーズはどこへ消えた?」の続編となっております。
まだ知らないよ!という方は先にこちらを読んでいただければと思います。
↓
ヘムの再出発
スニッフ:変化にいち早く気づく察知力
スカリー:素早い行動力
ヘム:変化に逆らえず、不安で怯えている
ホー:変化を怖がりながらも、波に乗ろうとする
前回「チーズはどこへ消えた?」では、ヘムをのぞいたスニッフ、スカリー、ホーが『チーズ・ステーションN』にたどり着き、新しいチーズを発見したところで終わりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヘムは『チーズ・ステーションC』に残り続けました。
戻ってくるはずのない「チーズ」をひたすら待って。
ふと、ヘムはあることに気づきます。
「どうして自分はホーと一緒に動き出さなかったのか?」
「なぜチーズと一緒に動けなかったのか?」
ついに、『チーズ・ステーションC』を旅立つことにしました。
以前ホーと探索に使っていた「ノミ」と「ハンマー」を持参して。
1人で迷路を進むのはとても怖かった。ホーがいてくれれば心強いのに。
必死になってチーズを探しましたが、なかなかうまくいきません。
路頭に迷っているところ、1人の小人「ホープ」と出会います。
従来どおりの考え方は捨てよう
ホープは『フルーツ・ステーションA』に住んでいます。
そこには「リンゴ」がたくさんありましたが、最近底をついてしまったそうです。
ホープはお腹を空かしていたへムをみて、最後のリンゴをあげました。
ヘムは得体の知れないものを食べようとせず、拒否します。
しかし、空腹に耐えきれなくなったヘムは仕方なくリンゴを食べました。
以外にも、初めて食べるリンゴの美味しさにとても感動しました。
ホープを頼れる仲間と信じ、ヘムは2人で迷路を探索することにします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「チーズ」の探索を開始して数日後、ホープにある疑問がよぎります。
「このままノミとハンマーを使い、壁に穴をあけて探しても、チーズは見つからないのではないか?」
とヘムに指摘します。
ヘムは当然怒りました。
「このやり方を続けていれば必ずチーズは見つかる!」
そう信じ切っていました。
彼の信念は揺るぎないものでした。
しかし、いつまでもチーズは見つかりません。
「『自分の考えが正しい』と100%言えるだろうか?」
「この考え自体が足を引っ張っているのではないか?」
一晩悩んだ結果、ヘムは信念を変える決意をします。
ホープの信念に賛同し、2人は新しいやり方を考え始めました。
- 信念とは自分が正しいと信じる考えのこと
- 信念は足を引っ張ったり、向上させてくれるもの
迷路をすすんだ先にあるもの
道を進んでも行き止まり、暗い部屋の中を見ても何もない。
困り果てた2人はあることに気づきました。
「そもそも、チーズはどこからきたのか?」
「迷路の外にはなにがあるのか?」
今までそんなこと、考えもしなかった。
同時にドキドキ、ワクワクもする。
ヘムとホープは迷路を脱出するために出口を探し始めます。
真っ暗な部屋の中で耳をすましてみると、どこから風の音が聞こえます。
四方の壁を入念に調べると、小さな穴が空いていて、風が吹き抜けていることに気づきました。
ヘムとホープは思い切って、穴をくぐり抜けます。
これから目指すもの
迷路を抜けた先には、緑にあふれた草原が広がっていました。
太陽の陽射しがまぶしく、あたりがキラキラと光り輝いています。
いたるところにチーズとリンゴを発見し、ヘムとホープはとても喜びました。
へムはホーを探しました。すると、ホーがこちらに走ってくるではありませんか!
こうしてヘムは見事に『新しいチーズ』を見つけ、ホーと再会することができました。
これから3人の新しい旅がまた始まるのです。
まとめ
- 古い信念はあなたを囚人にしかねない
- あなたが信じられることに不可能はない
- 迷路を抜け出す唯一の方法はあなた自身が考えること!